認定歯科衛生士とケアマネジャーとは

歯科衛生士の次のステップとして、認定歯科衛生士とケアマネジャーがあります。認定歯科衛生士とは、特定する専門分野において高度な業務実践の知識・技能を有すると認められた歯科衛生士と定義されています。日本歯周病学会認定歯科衛生士・インプラント専門歯科衛生士・ホワイトニングコーディーネーターなど6つの分野が存在します。ほとんどの資格取得条件が、その学会に所属していることと指定された講習を受けていることが条件となります。歯科衛生士として働き、もっと高いレベルを求めるのであれば、認定歯科衛生士に挑戦してはいかがでしょうか。

歯科衛生士として5年以上かつ900日以上の実務経験があると、ケアマネジャーの受験資格が得られます。ケアマネジャーの資格を所有し、歯学の分野を飛び越え介護支援専門員として働くことができます。ケアマネジャーの仕事は実にたくさんありますが、最も大切なのは要介護認定を受けたお年寄りとその家族の相談に乗り、現状を把握した上でいつどんなケアが必要なのかプランを立て、介護施設と連携を取りながら調整を行います。経験が浅いケアマネジャーは、ご家族からの質問に回答できないことも多く、最初はかなり大変かと思いますが、一生涯をかけてできるやりがいのある職業です。

歯科衛生士に求められるもの

歯科衛生士に求められる能力は、専門知識の他にもいくつかあります。まずは、親しみやすさです。特に小さい子は歯医者の機械の音をとても怖がり不安になります。笑顔とトークで安心感を与えられるようになりましょう。もう二度と来たくないと泣かれるようになったら大変です。治療をいったんやめて口を閉じたいなど患者の意思を雰囲気から感じ取れるようになると完璧ですね。これはやはり経験がものをいうところでしょうか。それと、治療の合間のトークから、生活習慣を聞き出し、改善へと導くのも歯科衛生士の大切な役割です。子供だけでなく老若男女問わず仲良く会話できるスキルは必要不可欠です。

また、手先の器用さも重要です。子供や女性の口はかなり小さく、時間の経過とともにどんどん塞がっていきます。口を大きくずっと開けておくのは大変ですから。狭い口の中で正確で迅速な処置ができれば患者の負担もずいぶん軽減されます。歯の歯石除去も、隅々まで丁寧に行わないと、虫歯の原因にもなります。几帳面な方がいいですね。柔軟な対応ができる方も歯科衛生士に向いています。イレギュラーなトラブルは治療につきものです。どんな場面でも患者さんに動揺を与えない冷静な対応が求められます。

専門学校の選択ポイント

歯科衛生士の国家試験は、9科目あり全部で200問出題されます。午前と午後で2時間半ずつのマークシート形式です。かなり体力が要りそうですね。過去問をたくさん解き、時間内に終わらせるよう時間配分を体に覚えさせましょう。科目は、人体構造や、歯・口腔の構造、臨床歯科医学、予防歯科処置論など広範囲にわたります。

専門学校に入ろう
画像引用元 〈学生の皆さまへ専門学校のご案内|就職に強い大原学園

この資格に合格するために専門学校に入るのですが、もともと高確率で合格するだけに、合格率だけに注目すればどの専門学校も大差はありません。夜間部があるか、雰囲気が自分に合っているか、費用をローンなどで分割支払いができるか、不合格だった場合の次の試験までのサポート体制、合格後の就職サポートが充実しているかを念入りにチェックしましょう。

歯科衛生士は数年前まで女性のみが取得できる資格でしたが、男性も受験資格が得られるようになり初めての男性歯科衛生士が誕生した2012年から、緩やかですが少しずつ人数も増えています。病院側としても、機材はとても重いので男性の力は助かります。結婚や出産・育児での退職率が低いのもメリットですね。患者さんからも、女性と話すのが苦手なので男性に担当してほしいという声もあり男性の需要はかなり高いです。男性の方にもおすすめですよ。

歯科衛生士の専門学校

歯科衛生士は、女性に大人気の職業です。歯科衛生士の仕事内容は、歯科予防処置、保健指導、歯科医療の診断補助です。歯科予防処置は、主に歯石除去クリーニングとフッ素コーティングです。歯医者に行って歯のクリーニングをしてくれるのは歯科医ではなくお姉さんがやってくれることが多いですね。保健指導は、虫歯にならないためのお話をしたり歯磨きの講習を学校や児童館で行うことです。診断補助は、歯の治療の際の歯科医のサポートがあげられます。それは歯科助手じゃないの?と思われがちですが、歯科助手は国家資格はなく治療に関わることはできません。主な仕事は、受付や器具の掃除など雑務担当です。給与や待遇も大きく違います。

歯科衛生士として働くには、厚生労働省と文部科学省が認定する歯科衛生士養成の専門学校に3年間通う必要があります。1年目は座学を中心とした歯科に関する基本講義、2年目は基礎実習、3年目は応用実習がメインとなります。その課程をすべて修了し年に1回3月に行われる歯科衛生士国家試験に合格すれば歯科衛生士の資格がもらえます。

試験科目は複数ありますが、すべてマークシートであり合格率は95%とかなり高い確率で合格できます。専門学校を卒業できた人なら難しい試験ではないと言えるでしょう。主婦の方のパートとしても働きやすいので、主婦層の受験者も増加しています。本サイトでは、歯科衛生士になるための方法についてご紹介します。